小児矯正(顎顔面矯正)Correct

このようなお子様やお孫さんはいませんか?

  1. 歯並びが悪い
  2. 寝る時口が開いている
  3. イビキをかく
  4. いつもボーっとして口を開けている
  5. 姿勢が悪い
  6. 寝相が悪い
  7. 耳鼻科通いをしている
  8. 唇が荒れたり切れたりしている
  9. 風邪を引きやすい
  10. 扁桃腺が腫れやすい
  11. おしゃぶりが取れない
  12. 落ち着きがない
  13. おねしょが治らない
  14. アトピー性皮膚炎のような肌をしている

もしかすると上顎の発育不良が原因かもしれません。顎顔面矯正という治療法があります。詳しくは院長までお気軽にご相談ください。

従来の矯正方法とは

皆さんは、矯正のイメージはどのようなものが多いですか?
銀色の器具を付けるといったことを思い浮かべる方が多いと思います。
これはマルチブラケット法と呼ばれており、歯の矯正方法として一般的に知られています。
この方法は、歯にブラケットという矯正装置を付け、ワイヤーによる力で徐々に歯を動かしていくという方法です。

ひざおり歯科が推奨している顎顔面矯正という治療法は、ただ歯並びを矯正するだけではなく、ぜんそくや鼻づまりなどの呼吸器系、アトピーなどの消化器系までも改善できる可能性のある矯正方法なのです。

顎顔面矯正とは

不正咬合の原因について次のことが挙げられます。

  1. 上顎の骨と下顎の骨との大きさ、前後的不調和
  2. 顎骨(アゴの骨)と歯の大きさのアンバランス
  3. 歯の位置異常や生まれつきの歯の欠如

そしてその多くに顎骨の発育不全が見られ、摂食(咀嚼)嚥下などの異常に加えて、呼吸や姿勢などの異常も見られます。
ですから、不正咬合とは歯並びの異常だけでなく形態と機能における発育の異常の集まりと言えます。

矯正治療は開始時期と治療内容によって2つに大別されます。

  1. 1期治療とは乳歯から混合歯列期に治療を開始します。
    ここに早期治療である顎顔面矯正治療が含まれます。
    発育不良な上アゴと下アゴの骨の成長を促進させ歯列や顎口腔機能を始めとする様々な機能と調和させてゆく治療です。
  2. 2期治療とは先ほど述べたようにマルチブラケット法です。
    マルチブラケットを用いて歯を整列、嵌合させアゴ機能と調和させます。

顎顔面矯正治療の目的として

形態と機能の発育異常を正常な調和のとれた状態に戻すことです。

何故早期治療が必要なのか

臓器によって成長・発育のパターンが異なる。Scammonは身長の各部及び組織の成長曲線を4つの主要な型で示した。各組織を20歳をもって100%になるように出生から20歳までの合計増加量のパーセンテージとしてプロットしてある。

リンパ型
幼児期から学童期にかけて急激に発育を続け、成熟量の倍近くまで発育する。その後縮小する。
小児の扁桃が異常に大きく見えるのはこのためである。
【胸腺、リンパ腺、腸リンパ集団、内分泌腺】
神経型
脳の発育と関係が深い。幼児期に極めて速やかに発育し4歳で約80%に達し、学童期にほとんど最高に達する。
大脳に隣接する頭蓋底がこのパターンの発育をするため、額面頭蓋の上顎骨の一部もこの影響を受ける。
【脳とその各部、脊髄、視覚器、頭蓋】
一般型
一般的発育は出生後の数年間および思春期に盛んになる。このようなゆるやかなS字状を描いて進行する状態を、Sigmoid曲線と呼ぶ。顔面頭蓋の下顎の発育パターンである。
【身体全般、外形寸法、呼吸及び消化器官、動脈、筋組織、骨組織】
生殖型
すべての生殖器官にみられる。最初の1ヵ年はほとんど発育が見られないが、思春期に入ると急激に発育を開始する。
女子では10歳、男子は12,13歳頃に二次性徴が発現する。
【子宮、卵巣、睾丸】

神経型を上顎、一般形を下顎と考えると成長の時期にズレがあるのがわかります。これにより骨格系の不正咬合は(例えばうけ口など)より顕著なものになってしまいます。

歯列の不正の原因は顎の劣成長によるところが大きいです。
上顎の成長は脳・脊髄などの神経系の発育に準じていて10歳頃にピークに達します。歯列の狭窄はこの時期までの発育の遅れです。
顎顔面矯正では不正歯列の原因は上顎にあると考えます。
上顎の成長に合わせ急速拡大装置を付けて顎の骨全体を広げることで正常な成長を促すことが出来ます。

上顎が拡大され前方に行くことで鼻腔通気が改善されます

鼻腔通気が改善させることにより様々なことが改善されます。
鼻呼吸とか口呼吸とか一度は耳にされたことがあると思います。
数ある哺乳類の中で、いつでも口で息ができるのは人間だけです。
これは喋る機能を獲得できたからと言われています。
一方で様々な病気を引き起こします。

口呼吸によって引き起こされる病気

  • アレルギー性鼻炎やアトピー性皮膚炎、気管支喘息
  • 歯並びが悪くなる。むし歯や歯周病
  • 鼻閉による集中力低下や学力低下
  • 慢性扁桃炎を繰り返し1ga腎症の発症など

顎顔面矯正治療の最大のメリットは鼻呼吸が改善されることです。
早期治療を始めることで見た目の美しさだけでなく、生涯における機能も改善できるのです。

不正咬合とは

歯を支えている骨や上下の顎の発育不全などが原因で起きている悪い歯並びのことです。

上顎前突

上顎前突
上の前歯が下の前歯より飛び出しています。

下顎前突

下顎前突
下の前歯が前に出て、「受け口」の状態です。

開咬

開咬
奥歯で噛み合わせたときに前歯が開いたままになることです。

叢生(そうせい)

叢生(そうせい)
歯並びがガタガタしている状態。「八重歯」も叢生です。

不正咬合の子供たちによく見られることがら

口で呼吸していることが多い

口呼吸をしていると空気中のばい菌が喉から体内に入ったり、口の中が乾燥してむし歯になりやすい状態を作ったりします。
また無呼吸症候群など睡眠障害を引き起こすこともあります。

口がいつも開いている

口が常に開いたままになっていると唇の筋肉が発達不良になり、唇が閉じにくくなります。
また前かがみの姿勢になりやすく、背骨が曲がったまま成長する恐れもあります。

よく噛まずに食べる

よく噛まずに食べると口元の筋肉や顎の成長に悪影響を与え、消化不良を引き起こす原因になります。

顎顔面矯正治療の流れ

  1. 【カウンセリング】
    気になることや治療希望をお聞きして不正咬合と口の機能の状態を検査します。
  2. 【矯正検査】
    顔と口の写真撮影、頭蓋骨、顎の骨のレントゲン撮影(必要に応じてCT撮影)、歯の型取り、顎関節・呼吸などの機能検査を行います。
  3. 【治療計画の説明】
    検査で得られた結果をもとに計画した最適な治療内容を写真か模型を使って分かりやすく詳細にご説明します。
  4. 【矯正装置の装着と治療開始】
    最終決定した治療計画に沿って必要な矯正装置を装着し1~3ヵ月に約1度の通院で装置の調整と経過の確認を行います。
  5. 【治療終了後のメンテナンス】
    装置が外れた後の歯は少しずつ以前の状態に戻ってしまいます。後戻りを防ぐために保定装置を装着して頂きます。
    その後安定するまで経過を観察します。

顎顔面矯正に関してよくある質問

Q1何歳ぐらいから始めるといいですか?
発育に問題があるところを正常に戻し、機能を改善する治療ですので、早い年齢から治療を開始するのが効果的です。不正咬合の種類や程度によって違いはありますが、5~7歳ぐらいに開始するのが理想です。
Q2期間がどれくらい必要ですか?いつ頃終わりますか?
早く治療を開始できれば、1~2年でバランスのとれた歯並びと口もと、顔になり、口や呼吸の機能も改善されます。永久歯の生え揃う時期は、小学高学年から中学低学年です。その頃までは、発育が正常に進んでいるか定期的に観察し、問題が見つかれば装置を再装着して治療を行う場合もあります。
Q3来院間隔はどれくらいですか?
最初の装置を装着するまでは、1~3週に1回程度の間隔です。装着後の調節は、1~3ヵ月に1回程度です。顎の発育や機能を改善する治療ですので、むし歯の治療とは異なり、来院間隔は長くなります。
Q4費用はどれくらい必要ですか?
矯正治療は、健康保険が適応されませんので自費となります。費用は、使用する装置や治療期間によって異なります。一度、お子さまを診察させて頂ければ、大まかな治療費についてお答えすることができると思います。
Q5装置は治療期間ずっと付けているのですか?
治療が始まってから終わるまでずっと装置が入っていることはありません。装置は、短いもので半年くらい、長いもので1~2年使用します。顎の発育や乳歯から永久歯への生えかわりの際に必要に応じて使用装置を作りかえ、治療を進めていきます。
Q6装置は壊れることはないですか?
装置は、使用状況に応じて壊れることもありますが、正常な使用状況にあれば装置が壊れて口の中が傷つくようなことはありません。
Q7装置は見えますか?
装置のほとんどは、歯列の内側に装着しますので、見えることはありません。
Q8装置による痛みはありますか?
痛みは、個人差の大きい症状です。治療中の痛みは、むし歯のようなズキズキする痛みではありません。装置を装着した直後は圧迫感や痛みを感じる場合もありますが、これも数日でなくなります。
Q9装置を付けていると歯磨きしにくそうですが、むし歯になりませんか?
装置が入っていると歯磨きしにくいですが、専用の歯ブラシを使って清掃の方法を指導します。また、装置の接着剤(セメント)にはフッ素が入っていますので、食生活に偏りがなく、普通に清掃できればむし歯にかかることはありません。
Q10装置は自分で取り外せますか?
使用する装置は、取り外しができないもの(固定式)とできるもの(可徹式)があります。治療の進め方によって異なりますが、どの装置を使うか検査により決定します。発育は24時間、365日、休みなく続いていますので、治療の効率を考えれば固定式の装置が望ましいことになります。このような理由から、治療に用いる装置のほとんどは固定式です。
Q11装置をつけていて食事や会話など日常生活に支障はありませんか?
固定式の装置を装着した直後は、食事や会話を不自由に感じることもありますが、数日で慣れ、日常生活に支障はありません。
Q12スポーツに支障はありますか?
スポーツの障害になることはありません。逆に、かみ合わせや顎が安定し、呼吸機能も改善しますので、運動能力が向上することもあります。
Q13管楽器は吹けますか?
楽器を吹くことに大きな支障はありません。逆に、治療で鼻呼吸ができるようになることから、息が長く続くようになったり、音色が良くなったりすることもあります。
Q14後戻りはありますか?
発育期の矯正治療は、あごや歯並びの形を整え、それに食事や会話、呼吸などの機能を調和させる治療です。両方がしっかりと調和していれば後戻りすることはありません。
ひざおり歯科クリニック
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