お口の菌が脳内に?フィンランドで発見された最新研究を紹介

みなさんこんにちは。

朝霞市にある「ひざおり歯科クリニック」です。

 

さて、今回は歯科先進国であるフィンランドのタンペレ大学法医学部で発見されたある研究について紹介したいと思います。

それは「口腔常在菌が脳梗塞患者の脳内で発見された」というものです。

 

「Journal of the American Heart Association」の6月4日号に掲載された研究結果で、発表されたてホヤホヤの内容です。

口腔常在菌とは、基本的には口腔内にしか存在しない菌です。

虫歯や歯周病の原因細菌がこれに当たります。

これが脳梗塞患者の脳内で発見されたというのはどういうことでしょうか。

口腔常在菌が脳梗塞を発症させる因子の一つになっていると考えることができます。

 

近年の研究で歯周病と脳梗塞・心筋梗塞の関係性は疑われており日本国内の研究機関でも研究が進んでいますがフィンランドで先に核心をつくような研究結果が発表されましたね。

 

まだまだ研究は発展途上ですが私たちにできることがあります。

それは、口腔常在菌の数を少なくすることです。

ホームケアによる歯磨きでは、簡単に除去できないバイオフィルム(細菌の集合体)等のクリーニングが大事になってきますので、気になる方は「ひざおり歯科クリニック」にお越しください。

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